昭和76年8月31日(金)

コサック練習。
ウダウダとウチに帰り、夜中にネットに繋いで、存亡の危機と噂されている2chをウラウラと眺めていたら、突然、テレビから臨時ニュースが。
「新宿歌舞伎町雑居ビルで火災発生。多数の人間が取り残されている模様」
をを!こりゃ祭りだぁぁぁぁぁ!!!
早速、ニュース速報板に繋いで、リロードしまくる。すると、ケータイに多数のメールが入る。
皆「生きてますか?」だの「現場にいるんじゃねぇの?」とか。
そんな興奮だけさせてヌいてくれないキャバクラなんて行かねぇっつーの!
っつーか、あんな高いお店に行けるお金はありません。
だれか、スーパールーズに普通に行けるくらいのお金、恵んでください。

今回の爆情報
ナイタイステーションin新宿歌舞伎町
火事の現場となったビルの一階にある、風俗情報を教えてくれるお店。
よく利用させてもらいました。ここにチラシを置いてある風俗は、ボッタクリでないから安心、と思ったら、プチボッタの店のチラシも置いてあります。
はい、やられました。
その手口とは、こんなんです。
チラシには「60分コース、5980円!」とあるんで、チラシを持ってお店に入ると、いきなり店員からコースを説明をされる。
熱心に60分1万2000円のコースを勧められるが、チラシのコースをお願いする(そらそうやろ)。
すると、待合室に通されて、先にお金を支払うように言われる。
しばらく待った後、女の子の写真を見せてもらえるのだが、これがスゴイ。
1万2000円のコースの女の子は、むっちゃ可愛い(全体的にレベル高)。
6000円のコースは、、、とても人間ではない顔だ(比喩ではない。事実だ)。
そこで店員は、ここぞとばかりに1万2000円のコースを勧めてくる。
しかし、それでもオレは6000円のコースをお願いする(これは漢の意地だ)。
そこで店員は、いぶかしげな顔で静かにこういった。
「はい、それでは待合室でお待ち下さい。3時間待ちです」と。
なんじゃそらあああああああああああああああああああああああああああ!!
それって、ぜってぇ最初からそのコースは存在してない、っちゅーことと同じやないか!なめとんのんかぁ、ゴラァ!
ということで、時間がないから金返せ、っちゅーたら、店員にこちらへ来い、と手招きされ、ビルの階段の踊り場に連れていかれたのだった!
おっ、こりゃかなりヤバイ状況やん、オレ、ドツかれるんかな、と思ったけど、イザとなったら逆ドツいて警察呼んだれ、と逆に開き直ってみることにした(笑)。
すると、店員は意外にも静かにオレを諭し始めるのだった。
「お客さん、あなたはワガママだ。3時間も待てないの?待てないなら追加料金払って、可愛い女の子に相手してもらえばいいじゃない」
とか
「これが料理屋だったら、あなた、料理注文して、待つのがイヤだから帰る、だから金返せって言っているのと同じだよ。それは変でしょ?」
ここまで来ると、逆に笑えてきた。風俗には結構行っているほうだと思うが、店員に説教されたのは初めてだ(藁)。
まぁ、ここでひるむオレサマではないので、
「なら言わせてもらうが、オレは予約も何もしていないじゃないか。っつーか、注文すらしていない。オーダーした後なら、そりゃ悪いとは思うが、何も注文していないんだから、返金してもおかしくはないのでは?」
と反論をしてみる。ニコニコしながらな(藁)
すると店員、コラアカン、と思ったのか、
「時間がないんだったら、さっき払ってもらった値段で30分のプレイでどないだ?」
という、ほれ、やっぱり最初からそんなコースは存在してねぇじゃねぇか!という妥協点を提示してきた。
かなりムカついたが、ここでいくら粘っても金は絶対に帰ってこない、という雰囲気が伝わってきたので、そこで合意。
ムカムカしながら個室に入ると、そこには可愛いおねぇちゃんがお出迎え。うう、しかもいいプレイ。結局、結果的に負けたような気がしたよ。ふう。
気をつけよう、ポンビキ、立て看、激安割チケ(藁)
ちなみに、オレが帰る時も、説教されてた若者がいたなぁ。彼はその後、どうなったんだろう、、、。
店名、場所等知りたい人は京四郎までメールを。現地案内します(藁)

*現在、歌舞伎町の風俗は、ある意味無法地帯。利権テンコ盛りですよ。