昭和75年8月5日(土)

暑いですなぁ。夏ですなぁ。
夏といえば、やはり花火でしょう。
ってなことで、今日、地元の花火大会を某官の建物で眺めました。やはり、花火はいつ見ても綺麗でした。
でも私は、綺麗と思う反面、とてつもなく寂しく、悲しくなるのです。
一瞬で終わる可憐。
儚げな、あまりに儚げな、、、美。
で、そんなことを思うのは何故なんだろう、と、ふと考えてみた。
一瞬で散る花火のようになりたくない、
夏にしか鳴くことを許されない蝉にはなりたくない、
綺麗に、可憐に、儚げに、、、、
そんな生き方をしたくないのかもしれない。
私は、、、華麗にも散ることが出来ず、腐り落ちていく花のように、
道路の片隅で腐りかけながらも生きている猫のように、
無惨にも生きて、生きて、生きて、、、、、、、、
生きていきたい。
否、
生きてやる。

今日の爆観
「突破者太陽傳・仁義なき戦い(第一部)」新宿昭和館
久しぶりに劇場で映画を観た。
場所は、新宿の聖地である「新宿昭和館」。
昭和も終わりを告げてから、早いもので十二年。
でも、ここはいまだ昭和は終わらず。否、昭和が続いている。
上映されている映画も、また、昭和が続いている。
今日観た映画は去年作られた映画なのに、その映画は昭和を熱く、熱く、オレに語っていた。おれは、クーラーの効いている映画館で、一人、熱くなってきてるのが自分自身わかった。
平成の世の中は、けだるく暑かった。

*センチメンタルのような自己愛満載日記ですな。今も変わらないが。