全共闘世代の悪影響

今回の新宿爆弾事件の元ネタと呼ばれた小説がある。
「テロリストのパラソル」という作品だ。
新宿公園、天気のいい土曜の昼間、フリーマーケット、爆弾。
確かにキーワードは揃ってる。
が、犯人がこの小説を模造して犯行に及んだ、ってのは浅はかではないか?
そりゃただの偶然にしかすぎんやろ。
以前に、酒鬼薔薇の犯行声明文に「積年の〜」ウンヌンと書いてあったら、すぐに宮下のマンガがどうどう言うマスコミがいたね。あのマンガ読んで殺人事件を犯すいうなら、バクネヤング読んで興奮した輩は、み〜んな大阪城目指すんかい!
どこかに(誰かに)責任(理由)をかぶせたい、という風潮がある。でも、全ての行動に理由なんてものが必ずあるとは限らないのではないか?
理由なき殺人、理由なき暴行、理由なき強盗、理由なき犯行。
いいんじゃない?理由なんてなくっても。
ただ、オレは自分及び自分の大切なものが被害を被った場合、それこそ理屈なき復讐をするがね。

*日記に登場した本が事件のベースになるとは…