昭和79年2月17日

火曜の話。
そのボンヤリとした不安が具体化するというのは、非常にタイミングが大事であるわけだ。そう、ボンヤリしていただけのものがハッキリしてしまう、つまり実態を与えられてしまうと、もはや不安ではなく恐怖にしかならない。そんな実態を見つめため息一つ。もう終わりなのかもしれない、のではなく、もう終わりなのだ。そんな精神状態でレコーディングをしたところで、カッコイイ演奏なんぞ出来るわけがない。意識が飛んじまってるわけだからな。散漫なままでの演奏は非常に辛い。が、バンドとしての演奏はなかなかよい。だからこそ余計にショボンヌってやつだ。ああ、こんな話はどうでもいいんだよ。終わるならさっさと終わらせようぜ。