昭和75年3月30日(木)

春、ですねぇ(サザAさん予告風に)。
だからといって、何か特別なことが起きたり、何かトンデモないようなことが起きたり、なんてことはまったくない、と思うんだけど、でも、何かしら期待しちゃうんだよね。
ニュース速報見ると期待しない?「○×議員、汚職で逮捕!」とか「連続殺人犯逮捕!」とか。 でもそれが、「○×地方で震度2の地震」とかだと、がっかりしちゃうんだよね。なんだか不謹慎かもしれんけど(とくにリアルタイムで地震に怯えてる北海道の人には)やっぱり、期待しちゃうんすよ、何かに。
心のどこかでハルマゲドンを待ってるんだなぁ、なんて思う春の夜でした。

今日の爆読
バトル・ロワイアル高見広春
話題の作品ですな。その話題に乗って、思わず買いました(古いがね)。
いやぁ、オモロイ。描写が残虐だの、気持ち悪いだのと、さんざん某審査員達に言われたらしいけど、純粋にオモロイと思ったっすよ、オレは。
こんなオモロイ作品を落選させる審査員達って、一体何を基準にして「素晴らしい作品」を選んでいるんだろ?
すべからく、総ての「作品」と呼ばれるモノには、倫理などというものは存在しない、と思うのだがね。
何はともあれ、こんなオモロイものを闇に葬られなくてよかったっす。
そういえば、この作品が私のフェイバリット監督、深作欣二氏の手によって映画化されるらしい。でも、それって学園版「仁義なき戦い」でないかい?(笑)まぁ、何にせよ駄作にならないことを祈るっす。
*豆知識:深作監督は大変スバラシイ映画をお作りになられるが、一方、トンデモない駄作を生み出す事もある。才能は諸刃の剣。

*ああ、深作先生…。死んだら神様になるってのは、ほんまでしたね。