昭和76年5月19日(木)

そう、とうとう買ったんすよ。リニューアルしたニューファミコン
何故今更8ビット? とお思いでしょう。ええ、私もそう思うよ。おれもDVDで早く怪奇大作戦が見てぇよ(アレもちゃんと入れような、バンダイさんよぅ)。いや、それはいいとして、え〜っと、なんだな、アレだよ、つまり、オレはスーマリのバグリ面がやりたかっただけなんだよぅ!
はい、それだけの理由で買いました。ええ、もちろんテニスも買いましたとも。この意味が分からない人、意味が知りたい人、早くニューファミコン買いなさい。そして、私とソフトの貸し借りをしよう。すれば、新しい世界の夜明けが見える(はず)。ちなみに私は「マイティボンジャック」「ソロモンの鍵」「ボコスカウォーズ」キボーン(今日はオチどころか意味すらないな、この文章)。

今回の爆読
エイケン松山せいじ週刊少年チャンピオン連載中
チャンピオンはすごい。だって「こんなん、よく企画通ったな、っつーか連載するんかいっ!」って作品が、次から次へと登場するんだもの。
しかし、それがチャンピオンの売りなんだしな。2〜3週も読めば慣れる(マヒする)。「オバコブラ」は普通。「がんばれ酢めし疑獄!!」なんて、面白いじゃないか!かと思えば、ガチで面白い「バキ」も連載してたりする。例えるならば「週刊少年マンガ界のバァーリトゥード大会」といったところだろう。
しかし、今回登場したこの「エイケン」は、例えるなら突如「忘れ物ってオレのことだろ?」とプライドリング上で高田に挑発をする北尾、のようなマンガである。
意味がわからない? そりゃこの文章を書いてるオレもわからない。でも、とにかくスゴイ、ってことは確か(なのかもしれなくもないかも)なのだ。
つまり、この「エイケン」を読むのに、
「なんだよこのヌルいラブコメは」とか、
「何故チャンピオンは今更『萌え』に走ってるんだ?」とか、
「なんでみんな巨乳なんだよっ!」とか、
「小学生で111センチのチチはねぇだろっ!?」とか…
つまり、ブルース・リー大先生のお言葉を借りれば「考えるな、感じるんだ」ということだ。我々はただ読めばいい、ということだ。
迷わず読めよ、そうすれば、自ずと道は開かれる、ということだ。
まぁ、ヘタすると「エイケン」道で一生彷徨い続けるかもしれんが、それもまたヨシ。それが「チャンピオン」道なのだから(藁)

*この数年後に怪奇大作戦はDVD化(やはりアレはナシ)し、ファミコンゲームボーイで復活。夢の21世紀ですな。