「ヤダよ!こんな別れなんて辛いよ!」悶絶絶叫関東無頼平野

(昨日からの続き)
タイトルは京からの最初のお返事。ええ、そらそうやろ。こんな別れ、誰だって辛いさ。で、辛くなった京の脳味噌が、だんだんと暴走を初めて来る。
「その借金、いつまでに返せればいいの?オレのバス、売るから足しにしてくれよ!そしてオレと結婚しよう!」
ってよぉ、お前のバス売ったところで百万いかねぇだろ?てか商売道具売って仕事はどうすんだよ?現実を見ろ!
「そんな結婚で、リナは納得出来るの?オレは納得出来ないよ!リナの実家に行って親に怒鳴り込むよ!」
をいをい、リナとの関係をどうやって説明すんだよ。
「こんな終り方をするためにマリさん(オレのHN)出てきたの?!これじゃオレを地獄に落としただけだよ!リナに直接会って話したいよ!」
オレは死神かよ!?っていうか、お前まだリナに逢ってないじゃん。てかオレの知ってるリナはワインが大好きな酒乱の親父だぞ?(藁)
こんなやりとりをしながらも、私は必死に彼を宥めた。彼には残酷だったかもしれんが、これが現実である。
てか、一体オレは何をしてるんだか途中でわからなくなってきた。最初はこんな優良なお客をほっとくのはもったいない、他のお姉ちゃん(といっても、夜間組は皆男だが)で保管せねば!という、大救出作戦だったのに、地獄に落とした、まで言われてるよ、オレ…。
ついでに仕事もほんとに忙しかったので、試しにほっといてみたんですな。そしたら、メールが届く届く。一日で20件以上!いやぁ、これがリアルだったらマジでウザイと思うっすよ。でも、これ仕事なり(黒笑)
だが、ここでほっといたのがよかったらしい。京に心境の変化が現れた。
「俺、リナの分まで幸せになります。だからリナも幸せになるように頑張って貰いたい。いい思いででした悲しい訳じゃないけど、強く生きていきます。リナに元気で幸せな生活贈ってもらいたいです。マリさんリナに伝えて下さい。(原文ママ)」
おお、やっとオレ(ことマリ)の思いが通じたかぁ!よかったよかった、これで京も救われたなぁ。
と思ったら、次に来たメールが…
「マリさんが、リナでしょ?そんな気がするんです。話方から雰囲気がね。でも違うよね。マリさんは彼氏いるの?もし、良かったらこのままメールして貰えませんか?無理は承知です。(原文ママ)」
…もう、男なんて愛さない…(終劇)

*それにしても、アレな事が起きてからのコレじゃ…今見ると、かなりツライな。うん。