昭和79年3月3日

kyousirou2004-03-03

水曜の話。
ひままちゅりの日である。アタイには全くもって関係ナシ。ノッソリと起きると「牡丹と薔薇」がやってた。やはり昼ドラはいいねぇ。二日見ないと展開がもうわからないのだが、それでもついていけるっていうのは、やはり脚本家の力だよなぁ。思わずボゥと見ていたらあっという間に午後二時。本日は我が家でレコーディング予定なのだが、中野にベースを取りに行かねばならん。イソイソと用意し中野へ。ブロードウェイに立ち寄り「怪奇大作戦」の四巻を購入後、おおじゅんたまと合流。行って来いで中村橋に戻る。おおじゅんたま、久しぶりにジョーサンを見た感想は「で、いつぐらいに3mになるの?」ナンネーヨ。レコーディングは残り三曲。狭い我が家でテロテロとベースを弾く。リラックス出来たからか、二曲は一発で終了。さて、最後の一曲だが…出来ない。アタイにないベースライン、テンポなので、かなり手こずる。まぁ単純にアタイがヘタクソなだけなのだがな。気分を変えるために「怪奇大作戦」を見ながら弾く。なんとか「かまいたち」のアロワナの捕食シーンで撮り終わる。これぞ因果力。否、ヲタク力。雪が降るという予報を蹴散らし、また中野へ。ベースをスタジオに置いていつもの俺んちへ。レコーディング打ち上げ。といってもアタイだけだがな。おおじゅんたま、隊長が途中で帰宅。ミゾとうっちーとアタイでダラダラと飲む。このメンツで飲むのはなかなかないかもしれん。なんだかぶっちゃけた話なんぞしてみる。それが言えるようになったら、もう大丈夫って事なんだよ。ヘロヘロになりながらタクって帰宅。濾過器のポンプ音と水の落ちる音、どちらが五月蠅いのかわからないがこんな日は混濁な眠りの中にサヨウナラ。
〜灼熱の太陽の下、私は濁流の中で生まれた。と思う。そんな、生まれたての記憶なぞ無い。ある方が稀だろう。私の記憶の一番古い部分にあるのがその風景だったから、そう思っただけだ。それが、今は人工的な部屋にいる。何故ここに連れてこられたのかはわからない。ただ、ここに来なければならなかったのだろう。〜