昭和79年3月4日

なんじゃこら?

木曜の話。
どうしてもうこんなに毎回苦しいのだろうか。こんな苦しみを味わうならば、もう辞めてしまえばいいのに。でも、何故だか辞められぬのだ。仕方ない事なのだ。毎回二日酔いの朝にはこんな気持ちになる。まるで恋愛と同じだ。さしずめ二日酔いの朝のシャワーは、失恋後の酒と同じかもしれぬ。体にジワジワと染み込む、染み込む、染み込む。グッタリとしたまま出勤。いつもの江古田大勝軒に行きたかったのだが、時間がそれを許してはくれない。さしずめ二日酔いの日のラーメンは、失恋後の焼き肉のようなものだ。体に染み込む(以下略)。職場に着くと、理不尽な要求をされる。二日酔いの不機嫌な頭で聞かされれば、そらもうドゥーでもよくなる。かねてより思っていた「解散」という禁句を出す。しかし、仕方ない事なのだ。これはビジネスである。人情で金は入ってこない。だが、最大限の努力はしよう。このまま終わらせるのはアタイのプライドにも関わる。新構想を企てる。しかし、どうも話を聞くと、上層部での意志の疎通が取れていない様子。お前ら同士でバラバラになって憎しみあっていたって、何も変わりはしないさ、何も変わりはしないのさー。ジャカジャーン、ジャカジャーン。イフザキッズ!ア、ユナイテェッ!(スペシャルサンクス:コンチネンタルキッズ)そんな状況でもきっかりと定時に帰宅。ダラダラといても仕方ない。かねてより五月蠅かった水の音を流木で解消。あとはポンプ音だけだが…こればっかりはねぇ。買い換えを考えるしかないのだろうか。気まぐれでPCに「ACID」を入れてみる。尻が上手い事入らずお試し版になってしまう。が動かせるのでチョコチョコといじくる。ウホッ!思ってたよりもイイ感じ。ミドルテンポのファンクな曲を作ってmにた。明日は巫女ミコナースでもサンプリングしてみるかね。
〜以前に私が生きていた場所は先が見えなかった。どこまでも続く向こう側。あの先には一体何があるのだろう、と思っていた。だが、今は端から端までほんの一瞬で辿り着いてしまう。しかし、別に不満がある訳ではない。ただ、この壁の向こう側にはどうしても行けない、という事だけが不満かもしれない。だが、それは仕方のない事なのかもしれない。〜