昭和79年3月5日

金曜の話。
ここ数年、どうしても「笑っていいとも」を楽しめない。面白いと思えないのだ。夜のタモリは好きなのだがなぁ。本日も江古田大勝軒のつけ麺を食す時間はなく、職場へと直行。もう解散が決定してしまったチームで、テンションをあげて仕事をしよう!なんて気分は毛頭無く、ダラダラとネット観覧。いや、これは我がチームだけに限らず、もう職場全体の空気がそうなのかもしれない。春は別れの季節だ。そんな気分もいいだろう。ただ、眠いのが辛い。春眠というものは物の怪の仕業なのやもしれぬ。本日も定時にて帰宅。ボゥとハクシーと水槽越しにアイコンタクト。と、なんとなくハクシーに目の濁りがあるような気がしたので、水換え。先日買った電動石油ポンプを使って水を吸い出す。ウホッ!なんて便利な機械なのだ!!アッちゅー間に水を吸い出すどころか、ゴミまでシュクシュクと吸い出してくれる。文明の力だな。このイキオイで全水槽の水換えを決行する。ついでにジョーサン水槽にいるモエビ・ミナミヌマエビ軍団をアクアテラ水槽へとお引っ越し。アッちゅー間に流木の陰に隠れ、姿が見えなくなる。うむ、今度仲間を増やそう、そしてエビテラリュウム水槽として生きよう、と心に誓う春の夜は寒し。
〜壁越しに見える、何やら大きなモノが時折私を見ている。どうやら敵ではないらしい。私が飯を要求すれば、頭上より飯を提供してくれるのだ。しかし、その大きなモノが何故私に飯を提供するのか、というのはわからない。だが、私をここに連れてきたのがこの大きなモノだ、というのは知っている。〜